佐賀県神埼市にある櫛田宮。
節分の季節になると、参道には大きな「おたふく門」が現れます。にっこりとやさしい表情の門をくぐると、「福を内へ、鬼を外へ」——そんな日本らしい願いが、空気の中にふわりと広がるように感じます。


今年は年女。
節目の年だからこそ、いつもより少し丁寧に手を合わせました。
家族のこと、仕事のこと、そして、これから出会うご縁のこと。
神社という“場”が持つ静けさと余白が、心を自然と整えてくれます。
櫛田宮の境内で印象的だったのは、
木の門や提灯、参道の砂利、竹のしつらえ——
どれも派手ではないのに、きちんと“迎える空間”としての役割を果たしていること。
これは、住まいづくりにもとても似ているなと思いました。
色や素材、照明、配置。
ほんの少し整えるだけで、空間の「流れ」や「居心地」は変わっていきます。
季節の行事や、日本のしつらえから学ぶことは、インテリアの仕事にもたくさんあります。
暮らしの中に、やさしい余白と、福を呼び込む空間を。
そんなお手伝いができたら嬉しいです。
