佐賀県主催「SAGA Design Crossing」トークセッションに参加しました。

テーマは
「つくるを遊び、挑むを楽しむデザイン」
第一部「遊び×デザイン」では
株式会社ジャクエツ 取締役 徳本様
建築家 馬場正尊様
おへそグループ 吉村様
によるセッションが行われました。

■ 遊びとは何か
徳本様は「遊びってなんだ?」という問いからスタートされたそうです。
グッドデザイン賞を受賞された遊具の取り組み、
そして医療的ケアが必要な子どもたちも含め
“誰もが平等に楽しめる”ことを目指した遊具「KOMORI」。
遊びを、特別なものではなく
当たり前の権利として考える姿勢に胸を打たれました。

■ 年齢ではなく、循環で育つ
吉村様のお話は、
幼児から大人まで通える場所づくり。
年齢で分けるのではなく、
スキルの高い人が自然に教える。
身近な人に憧れて成長する環境。
地域の中に“縦のつながり”を生む仕組みでした。
■ 公共空間の力
馬場様は「こころざしのもり」など
佐賀の公共空間を手がけられています。
バリアフリーや緑化を取り入れ、
誰もが安心して過ごせる公園へと再生。
建築は、ただ形をつくるのではなく
“居場所”をつくる行為なのだと改めて感じました。
■ 昔の家族、今の地域
話を聞きながら浮かんだのは
昔の大家族の姿でした。
祖父母と同居し、兄弟も多く、
家庭の中に自然な遊びがあった時代。
今は核家族化が進み、
共働きやワンオペという言葉も日常になりました。
忙しい日々の中で
“遊び”は後回しになりがちです。
だからこそ、
地域の中に
安心して集まり、
自由に語り、
世代を超えて交われる場所が必要なのではないか。
インテリアや建築に関わる仕事は
単に美しく整えることではなく、
「人がどう過ごすか」を考えること。
遊びを大切にする空間づくり。
それが、これからの地域デザインの鍵なのかもしれません。
あたたかな問いをいただいた一日でした。
