Windows Paradise|「好きな色と暮らす幸せ」
今年のJAPANTEXの中で特に心に残った展示。
飯島千帆さんと岸智子さんが手掛けた
《幸せを紡ぐインテリア空間》です。
テーマは、
“シェアハウスに暮らす35歳のカラーコーディネーターの部屋”。
一つの設定で、住む人の価値観や人生まで想像できる構成が印象的でした。
ただの空間コーディネートではなく、
**「物語のあるインテリア」**という視点が魅力の展示でした。


◆視線を引きつけたヘッドボード
特に面白かったのが、ファブリックパネル式のヘッドボード。
花柄、無地、織りの違いを組み合わせたデザインはまるでアート。
しかも取り外し式で、生地を張り替えることで
季節や気分に合わせて“住まいを更新できる”仕組みになっていました。
インテリアを「完成された固定物」ではなく、
“育てる要素”として考えた設計が新鮮で、
暮らしの自由度や自己表現の余白を感じる提案でした。



◆色と素材が会話する空間
アクセントカラーには美しいターコイズブルー。
ベージュ、くすみピンク、深いネイビーとの組み合わせにより、
落ち着きの中に個性と遊び心が光る空間に仕上がっていました。
ここで印象的だったのは、
ただ調和を取るのではなく、
色や素材が互いに“会話”しているような関係性が生まれていたこと。
質感・艶感・柄・光の入り方まで計算された構成は、
ファブリック選びの奥深さを改めて感じる学びになりました。
◆好きな色と暮らすということ
展示の言葉
「好きな色と暮らす幸せ」
これはとてもシンプルですが、住まいづくりの本質だと感じます。
好きな色、触れて心地良い素材、
日々目にして気持ちが整うもの。
それらを選んでいくことは、
自分の生活を、自分らしいリズムに整えていく行為なのかもしれません。



展示を見たあと、
「インテリアは変えていい、育てていい」
そんな柔らかいメッセージが心に残りました。
あの取り外し式ヘッドボード、
いつか本当に作ってみたいと思っています🧵✨