FAF主催のセミナー
「歴史遺産 保護活用の現場」に参加してきました。
会場は
福岡市赤煉瓦文化館
赤レンガの重厚な建物の中でのセミナーは、
それだけで特別な時間に感じられました。


講師は
五島昌也 様。
元文化庁主任文化財調査官として、
全国の文化財の保存・活用に携わり、
現在は佐賀県でも文化遺産の保護・活用に関わっていらっしゃいます。
佐賀城本丸や名護屋城跡、有田焼、唐津くんちなど、
地域に根ざした文化を未来へつなぐ活動をされている方です。
今回のセミナーで印象的だったのは
「文化財は守るだけではなく、活用してこそ残る」
という言葉でした。
文化財というと
“大切に保存するもの”というイメージが強いですが、
実際には
✔ 使い続けること
✔ 活用と保護のバランス
✔ 現場ごとの判断
そういった積み重ねの中で
未来へつながっているのだと感じました。
セミナーの中で紹介された
富岡製糸場 の事例を聞きながら、
ふと、佐賀の風景を思い出しました。
かつてあった大和紡績工場。
現在は図書館やアバンセとして、
多くの人が利用する場所へと生まれ変わっています。
一方で、グリコの工場のように
姿を消してしまった建物もあります。
正直な気持ちとして、
「少しでも当時の面影を残せなかったのかな」
そう感じる部分もありました。
ただ、建物を残すには
安全性やコスト、活用方法など、
現実的な課題があることも今回学びました。
だからこそ
「残す」ことは簡単ではないけれど
“どう残すか”
“どう活かすか”
その選択の積み重ねなのだと感じました。
これは、インテリアの仕事にも通じる考え方です。
新しくすることだけが正解ではなく、
今あるものを活かしながら、
暮らしに合った空間をつくっていく。
今回の学びを通して
「今あるものをどう活かすか」
この視点を、これからも大切にしていきたいと
改めて感じました。
✨まとめ
歴史遺産も、住まいも同じ。
“残すこと”と“活かすこと”のバランスが、
これからの空間づくりに大切だと感じた時間でした。
