北欧家具と照明の魅力を丁寧に伝えてくださる fremtiden さん が主催する勉強会に参加してきました。訪れるたびに空間の質感や光の使い方に癒され、インテリアを“体で感じる”ことができる貴重な場所です。
今回のテーマは Vitra と Artek。
会場にはセブンチェアがずらりと並び、実際に座り心地を確かめながら学べる贅沢な時間でした。

■Vitraについて深く知る
これまで断片的にしか知らなかった Vitra の背景を、今回は体系的に学ぶことができました。
Vitra 本社には
- Vitra House
- Vitra Design Museum
- Vitra Schaudepot
など数多くの建築があり、家具だけでなく「建築文化そのもの」を体感できる場所になっているそうです。
また、環境配慮の取り組みが非常に先進的で、
業界 No.1 と言われるリサイクル率を誇り、
緑化再生プロジェクトやリサイクルストアの運営を行うなど、企業姿勢にも強い理念を感じました。
敷地内には、
安藤忠雄・篠原一男・谷口吉生など
日本を代表する建築家の建物も存在し、
世界で愛される日本建築の価値を改めて実感しました。

■Artekについて
Artek は私自身とても好きなブランド。
世界でも店舗はヘルシンキと東京だけという特別な存在です。
「美しい日常(Kaunis arki)」
を大切にする哲学は、シンプルでありながら深い。
また、森の会社であり続けるための
ワイルドバーチ活動など、
自然環境への配慮も Artek らしい取り組みだと感じました。

■学びとつながりの一日
山口県・大分県からも IC仲間が参加され、
ランチではインテリアの話で尽きることがなく、
“同じものを愛する人と過ごす時間” の豊かさを改めて感じました。





丁寧に説明してくださった
Vitra 長谷川様、Artek 吉川様、
そして素晴らしい空間を用意してくださった fremtiden 様に心から感謝いたします。
北欧デザインの思想や建築文化に触れ、
また明日からの提案に活かしたい学びがたくさんの一日でした。
