SUMIKO HONDA とローラ アシュレイ、ファブリックの美しさを再発見
今年のJAPANTEXでは、テキスタイルの力を改めて感じる展示が多く、
川島織物セルコンの SUMIKO HONDA とシンコールのローラ アシュレイ も素敵な空間でした。
SUMIKO HONDAは、自然の光や風の揺らぎを織で表現する“アートのようなファブリック”。
糸色を重ねた奥行きや、照明によって変わる表情の美しさに惹き込まれます。
実は以前、福岡で行われた川島セルコンさんのセミナーで
本多純子さん(SUMIKO HONDA)にお会いしたことがあり、
その凛とした美しさと同時に、とても気さくで温かいお人柄が印象に残っています。
作品が放つ上質さの中に優しい空気があるのは、
きっと作り手である彼女の魅力がそのまま布に宿っているからだと感じました。




一方、ローラ アシュレイは英国らしい花柄の世界観が魅力。
クラシカルなのに現代の住宅にも馴染む絶妙な色使いで、
壁紙・カーテン・小物がストーリーとしてつながる展示は見ごたえがありました。





どちらのブランドも “布ひとつで空間の温度が変わる” ことを実感させてくれる存在。
今回の学びを、これからの現場でも大切に活かしていきたいと思います。